俺は切り替えが早い。

WOWOW『ジョゼと虎と魚たち』を観て号泣につぐ号泣。
2003年公開、「脚の不自由な少女ジョゼ(池脇千鶴)と、やさしいけどお調子者の恒夫(妻夫木聡)の切ないラブストーリー」って、一行で説明できるけど、こんなにも切ない映画だったのだなあ。
ドライブ旅行に行きラブホで初めてセックスした後、池脇千鶴が薄笑いを浮かべながら言う「一人で海底に転がる貝になるのもよし」という台詞に、食っていた塩せんべい(沖縄土産)もおもわわず湿気るほど涙。涙。
ジョゼが初めて知った恋の高揚感。甘く、いやらしく、素晴らしいセックスというもの。しかしそれは近い将来また手の届かないところへ行ってしまうのだろうという予感と諦め。それがまた、哀しくもサワヤカなのですよ。
池脇先生演じるジョゼの、なんとゆう鬼気迫る健気さ。強さ。キレイさ。まだ観てない人は、是非DVDを借りて観るがよかろうです。TSUTAYAへゴー!!
あ、あと、この映画では濡れ場で池脇先生のオパーイが見られます。これがまた、小ぶりでいい具合に庶民的でえろい。池脇先生はマン毛も濃そうでいい女優だなあ。


【本日の自慰】
『奴隷島』アタッカーズ
そんなわけで、泣きながら池脇先生のマン毛に思いを馳せることのできるくらい、エロに関しては切り替えの早いわたくしなのですが、さすがに『ジョゼ虎』の5分後にこのビデオはどうなのか……と、我ながら思いました。
姫咲しゅり・水咲涼子・風間恭子出演のドラマものであります。ストーリーはというと、施設で育った姫咲・水咲が就職先の研修と称して連れて行かれた孤島で調教され、男たちに毎日犯されまくり、子供を増やす道具にするために排卵日を調べて中田氏されるという救いの無いもの。ひ、ひどい!!
まあ、女優さんもエロいし、小生もどっちかというと陵辱系は嫌いじゃないのでしっかりヌカせていただいたのですが、やっぱり観終えたらちょっとへこんでしまいました。修業が足りねえなあ。しゅーん。だって、西村寿行の小説みたいなんだもん……。
陵辱小説とか昔のにっかつロマンポルノではよくあるストーリーなので、作り物だと思えば全然アリなんですけれども、いかんせん女優さんがいいもんだから、へんに感情移入してしまったようであります。
いやあ、みんな演技上手いよなあ。特に姫咲しゅりはスバラシス。水咲涼子ちゃんも単体で見ているとエロいし可愛いんだけど、姫咲先生と並ぶとちょっと地味に見えてしまいます。そこがまたいい味わいでもあるんですけどねー。地味エロって感じでねー。(何様だ、俺……)