【三度目の正直】anan様はそろそろ「AV特集」をすべき。【しかも長文

なんだか体調がいまいちであるのに、どういうわけか性欲は旺盛であるので(バテマラってやつでしょうか?)ひたすら脳裏にちんことまんこの形状を思い浮かべるだけという、まるで修行僧のようなオナニーを開発しました。ずーっと思い浮かべていると、ちんこはドジョウに、まんこはハマグリになって楽しげに喋りだしそうな気がしてくるなあ……嗚呼、横山まさみち先生……おばちゃんはやる気まんまんです……。


えー、そんな夕刊フジ的な状況の中でなんですが、先日ようやく「年に一度のお楽しみ! anan様セックス特集」の付録の「エッチDVD」を鑑賞いたしました。(注・哀しい気持ちになりそうだったもので、本文はあまり見てないです……)
今回はタレントの蝉ヌード企画がなかったので買わずにいたのですけれども、いろんなところで「夏目ナナのエロDVDがついている」と聞いて、あー、それだけでも観たいなあと思っていたのです。そしたらなんとゆうグッドタイミング。法事のために帰省していた弟嫁(26歳・色白ロリ顔・高身長)のバッグの中に、anan様最新号が!
すかさず「買ったのっ? DVD見せてっ!」と頼んだら、嫁ったら恥ずかしげに頷いて「……はい」だって。ゴメンネー、まだ封も切ってないDVD借りちゃって。あと、こんな義姉でほんとうにごめん。


で、観た感想はといいますと、ひとことで言えば「あ、想像してたよりちゃんとエロいなあ」。
内容はもちろんソフトで、彼氏との愛あるセックスぽわーん☆ 時にはちょっとダ・イ・タ・ン・に゚・*:.。. .。.:*・゜って感じで女子向けではあるんですが、AVメーカーのSODが作っているだけあって、夏目ナナ嬢はいつも通りエロくて美しかった。ノーモザイク(つまり、局部は映さなくていいようにうまく隠してある)だけど、このままの作りでちんこやまんこや結合部なんかのエグいショットを入れれば、一般AVとして充分通用しそうだなと思いました。


あー、ついにanan様がAV解禁かよ。感慨深いなあ。
て、それは言いすぎですね。でも、セックス特集を観た限りでは、一般男性誌(ポパイとかホットドッグプレスとか)と同じレベルくらいにまで、エロに対する敷居は下がったような気が。


私、5年程前からAVファンサイト(現在休止中)をやっているのですが、そんな中で幾人かのAV関係者の方々と知り合いになり、女子ユーザーの一人として「どうしたら女性もAVを観る(買う)ようになるだろうかねえ」なんてことを聞かれる機会が増えました。
確かに、女子をユーザーとして開拓することができれば商売的にも飛躍的な利益が見込めるだろうし、エロ業界全体としても、はたまた人類の豊かなセックスライフのためにも(笑)素晴らしいことであります。で、私も無い知恵を絞って考えたりしたんですよ。
女子がAVを買う場合、ネックになっているのはまず何をおいても「恥ずかしい」ということだろうから、ネットでも簡単に買えるんだよということをアピールしたらどうだろうとか、レディコミみたいに一目ではソレとわからないようなパッケージにして、コンビニで買えるようにしたらどうだろうとか。
でも、いつも考えれば考えるほど「そういうことじゃないんじゃないか」という気がしてしまっていたんですね。


で、今回このDVDを観てはたと思いました。やっぱりね、女子にAVを買わせたかったら、もうanan様に「AV特集」を組ませるしかないんじゃないでしょうか。ムリですか。マガジンハウスの社長を綾乃梓立花里子でダブまん肉弾接待してもムリか。なんなら俺だって乳首の毛くらいひっぱるぞ。(←地味に熟女部門を担当。)
「AV特集」は敷居が高いというのであれば、「セックスできれいになる!」じゃなくて、「AVでオナニーが楽しくなって、オナニーでセックスへの妄想がUPして、最終的にセックスできれいになる!」くらいの三段論法ではいかがか。
で、表紙には倖田未来あたりを配置して、「くぅもAVでオナニーするヨ! チョ〜気持ちよくてエロかっこいいYO!」くらい言わせる。事務所に一億くらいでなんとかならんか。


今さらながらですが、おばちゃん、根本的なところで考え方を間違っていたことに気がついちゃいました。
作品の質を女子向けにするとか販売方法を工夫するとかいう正攻法も、もちろん大事です。でも、「女子ユーザー開拓」っていうのは「一般女子のユーザー開拓」ってことなんですよね、たぶん。私が考えていたのは、ananが生活に密着しているような一般女子にどう売るかではなく、「オナニーやAVが人一倍好きだけど、まだ観てない女子(つまり俺)にどう売るか」でした。あやや、大間違い……。
そもそも私は、エンターテイメント・ユーザーとしてものすごーく大衆的で一般的な感覚をしているという妙な自信があります。自分が面白いと思った映画・マンガ・音楽・ドラマなんかは、世の大部分の人が面白がるだろうと漠然と感じている。もうね、テレビの視聴率調査の機械なんて、俺んちにだけ置けば充分だと本気で思ってますから。AVに関してもそれは同じで、フェチものよりは普通の男女のおっぴろげセックスが好き、ハードSMやガチレイプは興奮するより先に「ちょっと痛そう」と思ってしまう、五十路熟女よりは女子高生が好き。男性の一般ユーザーとほぼ同じような嗜好なわけですよ。
だから、「一般女子=俺」というとんでもない勘違いをしてしまいました! すみません!
だって、もし一般女子が私と同じくらいオナニーを必要とする環境にいて、同じくらいのオナニー欲をもっているとしたら、もうとっくにAVを観始めてるはずですもん。「買うのが恥ずかしい」という問題は、ネット通販やスカパーのアダルトチャンネルを利用すれば簡単に解決できるし、女性とはいえ、いまどき個人情報の漏洩にそれほど過激に反応する人がいるとも思えません。

****************************************

と、ここまで書いてきて、また消えるんじゃないかと不安になってしまったのでとりあえず一回UP。
うまいこと消えずにできたら、続きは明日書きます。やたら長くなりそうであるしな……( ”・ω・゛)

anan様が「AV特集」をやる日は来るのかしら?

という日記を昨夜書いて、消えちゃったから今思い出してもう一度書いたのですが、また消えました……。

なんなの! もういいよ! もう書かないよ!!。゚(゚´Д`゚)゚。

anan様の付録の「夏目ナナ嬢エロDVD」を観たら思ったよりエロかったよということと、一般女子にAVを売りたかったら結局のところanan様に「AV特集」を組んでもらうしかないのでは、ということを2時間かけて書いたのに! けっこう真面目な話だったのに! そんなに俺が嫌いか……はてな……

とてもとても意気消沈しましたので、最近気に入っている裏DVD(10人くらいの男と10人くらいの女が大広間でやりまくる洋ピンです。500人セックスならぬ20人セックス。でもくそエロい)を観ながらオナニーして寝ます。
言っときますが、私が猿になったら、はてなのせいですからね!(←珍しくマジギレ。)



さ や う な ら  ( ”・ω・゛)

空前のオナニーブーム!!

昨夜、眠れないので「そうだ、更新、しよう。」とばかりに日記(?)を書き始めたのですが、明け方まで3時間くらいかかって書いたすこぶる長文のそれが、登録ボタンを押したらまるっと消えました……。
あ、あれ? 夢だったのかなあ……??。゚(゚´Д`゚)゚。
これだから電子機器は怖いぜ。


ということで、朝からひどくむなしい気分です。夜になってやる気が出たら、もう一度思い出しながら書いてみよう……。


最近のおばちゃんはというと、どういうわけか空前のオナニーブームのまっ只中でございます。中2男子も尻尾を巻いて逃げ出すほどです。
おかずは妄想と洋ピン。昨日は銀行の集金のおにいちゃんが13時に来るというので、「間に合うかしら……」と思いつつも12時45分に初めて13時丁度に終了。クッ! とイッた途端に「(ピンポーン!)ちわ〜! ○○銀行ですぅ〜!」という離れ業をやってのけました。
TVチャンピオンで『オナニー王選手権』とかやったら、かなりイイ線いくと思います。

【長文】僕、AV雑誌が好きだー♪〜AV OPENとD1-CLIMAX 〜【スマソ】

35歳にして9年ぶりにバイトを始めたので、昼間からオナニーとかしてる余裕がありません。あたりまえだよ! つか、35歳女子がやるのはバイトじゃなくてパートな気がする……。いや、響き的にね……。年収106万(だっけ?)以上だと税金がかかっちゃうんですってよ、奥様。用心用心。


まあそれはいいとして、昨日、愛読しておりますAV批評サイト『雨宮まみの弟よ!』を読んでおりましたら、前回の更新でちょこっと触れた「AV OPEN」について、またまた鋭いことが書いてありましたよ。皆さん読みました? こちらですので、まだ読んでないという人は読むがよかろうですよ。
実はおばちゃん、先週末に友人(AV好き素人2人・AV好き玄人1人)と深夜の歌舞伎町で酒を飲みつつぐだぐだ話している時、ちょうどこの「AV OPEN」について話す機会があったのです。で、そのときに思ったことを、いちユーザーというか、素人の目からちょっと書いてみようと思う次第です。


まず、この「AV OPEN」のことを最初に知った時(たぶんAll About のAVガイドだったと思うんですが)、私は単純に「あー、面白そうなお祭りだなあ」と思ったんですよ。賞金がバカ高いのもおかねもちのデマンドさんらしくて面白いし、去年はその前にドグマのD1-CLIMAXというイベントがあったので、ああ、これをもう少しメジャーな感じにしたもの(ドグマさんスミマセン……)なのだろうなあ、と思ったんですね。
「純粋に売上のみで勝敗を決める」というのも、むしろアリなのではないかと思いました。なぜかといいますと、これもD1-CLIMAXと関係してくるのですが、昨年のD1の「ライター評と売上で勝敗を決める」という方法に、ちょっとスッキリしないものを感じたからなのです。
(あ、こう書くと雨宮さんの文章とまったく逆のことを言ってるようですが、そうじゃないですから!)
以前にも書いたように、私はAVを買う時には、「AV店に行くのが恥ずかしい」という乙女心と「通販のほうが安い」というおばさん心のために大抵ネット通販を利用しているのですけれども、たまに酒飲んで気分がハイになっているような時には、ふらっとAVビデオ専門店を覗いたりします。どんな女優が出てるのかなーとチェックしたり、パッケージを実際に手にとって見てみたりするだけでなんとなく楽しいので。で、そんな時にいつも思うのが、「ビデオ屋に置いてある商品て、片寄ってるなあ」ということ。
ネットで買う時にはあまり感じないんですが、実際にショップに行って陳列棚を眺めてみると、目に付きやすい良い場所の多くが大手メーカー、名前を出すなら「S1」とか「SOD」あと、ミリオン関係に占められているのがわかります。たまに店主の好みなのか「アロマ」や「桃太郎映像出版」なんかがずらりという店もありますけども(笑)、大抵の場合、ショップにおけるメーカーの力関係ははっきりしています。D1-CLIMAXというイベントを打ち、森下くるみというカリスマAVアイドルを抱えているドグマでさえも、在庫は、よく探さないとわからない棚の下のほうの位置に10枚程度しかなかったりする。
私がAV OPENのことを聞いてまず最初に思ったのは、「大手でないメーカーのビデオも、『AV OPEN』という棚に入れられることで、ショップにおいてデマンドやS1と同じ舞台に立てるのではないか」ということでした。SODといえば、直営店もあるし、がなり様効果もあってか全国的に顔のきく大メーカーです。そういうやり方ができるのはSODだからこそだと思いました。AV OPENに参加(?)するショップは都会だけでなく地方にも少なくないでしょう。店の目立つ場所に作品を置いてもらえるだけの営業力の無い、でも面白いものを撮ろうとしているメーカーさんにとっては(もちろんユーザーにとっても)、これはすごいことだと思ったのでありますよ。(まあ、冷静に参加メーカーを見てみると、雨宮さんの言っているようにSOD関連のメーカーが多数だったりするんですが……。)


そして「AVナンバーワンを決める」と銘打ってはいますけれども、ちょっともののわかったユーザーというか、「AV OPEN」というイベントそのものを面白がるようなユーザーは、そう簡単に「1位になったビデオ=これが最も優れたエロいAVである!」とは思わないんではなかろうか……とも思ったのです。
私個人の感じだと、もしギャラの高い単体女優さんを大勢使ったビデオが1位になれば、「あー、やっぱりなあ。こういうもんが普通に売れるんだよなあ」と思うだろうし、500人セックスが1位になったら(あ、実名出しちゃった。てへ)「おー、世の中けっこうオモシロ好きが多いのね。つか、興味本位でAV買う層って案外多いのね」と思うんじゃないかなと。(すみません、あくまで私見ですから。)そして、たぶん私自身が「これ見たい!」と思ったビデオは、健闘しても1位にはならないのではないかと漠然と予想しています。
真剣味が足りないかもしれませんが、外部にいるいち素人から見たら、そんなもんじゃないでしょうか。参加メーカーの偏り問題は別として、「売上だけ」というやり方はむしろお祭りとして潔いとさえ思う。


そこでD1-CLIMAXの話です。こちらでも少し書いたように、今年はどうなるのか知りませんけれども、昨年のD1は「売上による点数が700点、AVライターによるライター評点が300点」という方法で順位がつけられたんですよね。
これは一見、売上のみというルールよりも偏りのない方法のように見えるのだけれども、最終的な結果を見て私が思ったのは「なんか微妙だにゃー」ということでした。
まず、7:3という点数の割り振りが、どういう観点で決められたのかがよくわからないということ。そして、昨年はものすごく結果がくっきりと出たので余計にそう思えたのでしょうが、「売れたもの」と「ライターの評価が高かったもの」がまったく一致していなかったということ。
「良いものが売れるわけではない」というのは、ある意味もちろん正しいんですよ。でも、なんというか、「ライターの評価」と「売上」をまったく分けて考えたというのが、ユーザーとしてみたらしっくりこなかった。

飲みながら友人たちとも話したのですが、本当だったら、公式HPでもAV販売店のHPでもAV雑誌でもいい、どこか、できれば可能な限りたくさんの場所で、ライター評を公表すべきなのではないでしょうか。あ、一般ユーザーのレビュアーを作るなら、もちろんその人たちの感想も。
ものすごくものすごく言いずらいのですが、もう大人ですし、勇気を出して言います。昨年のカンパニー松尾作品に対するあまりのライター評の良さは、ちょっと怖かった。言い方を変えれば、ちょっとだけ、気持ち悪かった。(松尾さん、すみません! 愛してます!!)
それは、作品の良さ・価値が、一般のユーザーレベルにまでしっかりと伝わっていなかったからだと思うのです。ライター評とユーザーの間に温度差がありすぎた。インターネットの個人ページ等では話題になっていたけれど、ダイレクトに熱を伝導させる媒体がなかった。
私は幸運なことに「パラダイス・オブ・トーキョー」という傑作を実際に観ることができたので、その高い評価が正当なものであることや、ライターさんたちの「これを伝えたい」という熱い気持ちが充分に理解できました。でも、観なかった人の中には「なんだよ、評論家ウケするAVなんてどうせ辛気臭くてエロくないオシャレAVだろ。観る気しねえよ」と思った人も絶対にいると思うんですよ。いえね、私もそのケがあるのでわかるんですが、かなしいことに、エロ以外の要素が入っていたり(たとえそれがどんなに突出し優れた感動的なものでも)、編集やパッケージがオシャレだったりすると、それだけで「非エロである」とみなしてしまうオールドタイプの「カストリ系オナニスト」というのは存在するのです! そして、そういうタイプにとっては、ライターさんたちの熱い評価は、時として逆効果に働いてしまったりもするのですよ……。ああ、そう考えてくと、評論て本当に難しいなあ。そもそも、お金を出してAVを観る人と出さないで観る人、オナニーするためだけにAVを観る人とそうでない人とを同列にしたら、感覚に歪みが出るのは当然という気もするしなあ。


でも、おばちゃん、これは声を大にして言いたい。AVライター、AV評論というものは必要であるし、AVファンにとって決して無駄なものではないと!


考えてみれば、AVに限らず、批評って面白いものですよねえ。その文章単独では成立しないんですもの。まあ、たまにはその批評だけで一大叙事詩のようになっちゃってるものすごい批評もありますが、大抵は元となる作品を観た人、もしくはこれから観てくれるであろう人に向けて、同じ作品を共有するという前提のもとに書いている。私には「批評」と「レビュー(いわゆるあらすじ紹介的な)」とは、似て異なるもののような気がします。レビューというのは、まあこう言っちゃなんですが、極端な話パッケージをまるうつしにすれば書ける。何発発射して、女優さんは何カップで……なんてことを書けば情報としては十分です。でも、批評に関しては、お金をもらって書いているプロの人も、そうでない人も、相手にちゃんと自分の感じたことを訴え、それを伝えようとしないと意味がないと思うのです。その「訴えるもの」が伝われば、ユーザーはそのAVを観る(もしくは観ない)という形でそれに応える。


えーと、ちょっとこんがらがってしまいましたが、何を言いたいのかといいますと、だからこそD1の審査方法にライター評を加えるのであれば、それが売上に結びつく形で加えたほうがよいのではないか、ということなのです。
評論が宙ぶらりんになってしまうというのは、ライターさんにとっても辛いことなのではないのでしょうか。少なくとも、自分の評を読んでその作品を買い、その良さを共有してくれる人がいるということが、評論を書くということの意味だと思うのですよ。
メーカーさんが喜んでくれることでもない。もちろん監督が喜んでくれることでも、同業者が認めてくれることでもない。(いや、ごめん。それ言い過ぎ。私も素人レビューしたことあるけど、監督さんにお礼言われたらけっこう嬉しかった……( ”・ω・゛))
顔も知らない誰かに、自分の感動を伝え共有すること。それは、セルAVでいえば、その作品をお金を出して買ってくれるということ、なのではないかなあ……。


ぶっちゃけた話、セルAVユーザーの中には、レンタルビデオ店で映画のビデオを借りるついでに何本かエロビデオも借りてくか……というくらいの感覚でショップに足を運ぶ人もいると思います。AV雑誌なんか見たことはなく、監督やメーカーの名前も有名どころ2・3しか知らず、目に付いた女優がキレイなパッケージのものをなんとなく手にとるだけの人もいると思う。そういうユーザーにとって重要なのは、AVライターさんが毎月何十本と観たビデオの中から厳選して、考えて考えて書いたレビューではなく、ショップの棚に無造作に差し込まれた「おすすめ!」のカード1枚だったりする。それは否定しないし、そういう楽しみ方もまた、よいものです。


でも、今の形のAVがなくならない限り「AVファン」というものはいなくならないと思うし、AV雑誌もなくならないような気がするんですよね。まあ、希望的観測も含めて。
あ、「今の形のAVがなくならない限り」というのは、AVがPCでのダウンロードに移行していってることへの個人的な不満です(笑)。簡単で安いからサブ的(?)な形で使うのはいいけど、やっぱり画面上の操作だけで全て完結できちゃうとねー、オールドなAVファンにはつまんないんですよねー。
私は、AVはもちろん好きだけれど、なんというか、好きなだけじゃなくて、ファンなのです。AVにまつわる様々なものが、まるっと好きなのですね。
例えば、面白くてエロくてよくできたAVを観ると、すごく面白いマンガを読んだ時のような気分になる。ヒマつぶしのつもりで、ちょっと楽しもうと思ってマンガを広げたら思いがけず感動してしまって、何度も読み返したり、主人公に恋したり、誰に聞かれたわけでもないのに好きなシーンはどこだろう? と独り考えてみたり。そういうことってありませんか?
映画を観た時のようでもあるのだけれど、それよりももう少し敷居が低いかんじ。「しまった、俺感動しちゃったよ! 不覚不覚(笑)」みたいな。で、そのラフなかんじがまたイイのです。
AVファンとゆうものは、オナニーこそバリバリに致しますが(もちろんですよ! これ基本!)、女優さん(や男優さん)についてだっていろいろ知りたいものです。撮影の裏話も聞きたいし、今が旬の監督さんも知りたい。好きな女優さんの新作についていち早く情報を仕入れて、発売日をわくわくしながら待ったりしたいもの。それには、やっぱり、クリック1回、何キロバイト何ダラーの電子機器ではなく、紙媒体のもつ余裕みたいなものが、絶対に必要だと思うんですよね。


AV OPEN と D1-CLIAX。いちユーザーとしては、どちらも楽しみなお祭りです。雨宮さんに限らず、ライターさんは安いギャラでどんどん批評しまくるべきでありましょう。(嘘です。すみません。)


※余談ですが、ドグマというメーカーは、「AVユーザー」ではなく「AVファン」をとりこめるメーカーだと、おばちゃんは思います。第2回D1-CLIMAX、草葉の陰からひっそりと期待しております。
ですから、できたら、来年の6周年イベントには佐川銀次さんをゲストで呼んでください。

『少女は挿入される生き物』〜女は挿入される生き物

あー、寝た!
GWのレジャーは睡眠でGO!と決めていた私でしたが、今日は本当に寝まくりましたよ。20時間くらい寝たんじゃないか。飯を食ってる間と酒を飲んでる間とトイレに行ってる間と携帯いじってる間以外はほぼ完全に寝てました。しかもあらゆる場所で。
ベッドで寝、朝飯食べて居間で寝、トイレに行ったら行ったで帰りの廊下で力尽きて寝る始末。病気でしょうか。
しかし、ここんとこ性生活(オナニー)もままならぬほど無気力な感じの日々が続いていたのが、おかげでずいぶん回復いたしました。やはり睡眠に勝るもの無しですね。人生における問題の8割は睡眠で解決するような気がします。
ああ、GW後半は、なんとか有意義に過ごしたいものだよ。


というわけで、AV鑑賞からもとんと御無沙汰であった昨今なのでありますが、そんな中、ロリコン男爵を自称する私としてはこれは観ておかねばならないでしょう!という作品を観ました。
AV OPEN チャレンジステージ参加作品『少女は挿入される生き物』堀内ヒロシ監督、HMJM。


「少女は挿入される生き物」。なんとゆういいタイトル! AV OPEN参加作品の中でも秀逸な、この素晴らしくも詩的で煽情的なタイトルに惹かれて観たのですけれども、いやあ、まったくもって期待通りでありました。
なんつっても女優さんがとんでもなくエロカワイイ。ねねちゃん、ひなちゃん、ゆめちゃんという3人のおんなのこのオムニバス形式で、HMJM・HPで確認していただけるとわかるのですが、ねねちゃん・ひなちゃんのイメージシーンなんつーのは、そこらへんのグラビアアイドルもかくやというようなロリエロカワユスっぷりなのですよ。思わずオナニーするのも忘れてぽわーんと見入ってしまいました。単体AVの伝統(?)として、パッケージはギョッとするくらいにカワイイのに本編に入ると「あれ?……それほどでも……」というものがありますが、このビデオに関しては本編を見ても「どうしてこんなに女の子をエロく可愛く撮れるのだろう?」と素直に感心せずにはいられません。ねねちゃんは、カラミの時にはそれなりに柔らかそうなお腹のお肉が見えたりしますし、ひなちゃんもアヘ顔は若干庶民的だったりはするのですが、それもまたロリコン男爵的見地からいえば、いい具合なエロなわけです。特別過激なプレイをしているわけではないのに、欲情とトキメキが一体化した俺の大好物な世界でありました。はあぁぁぁぁ゚・*:.。. .。.:*・゜


とまあ、ここまでは非常によくできた非常にエロい(しかし普通の)ロリビデオなんですよね。しかし、ここからが問題。たぶん作り手からすると、このビデオのキモである3人目のおんなのこ「ゆめちゃん」のパートに入るわけです。
(ちょっとネタバレ的な要素も入ってくるので、そういうのがわかっちゃうと楽しめないヨーという方は、ここ以降は読み飛ばしを推奨します。)

ゆめちゃんは、こういっちゃなんですが、前の2人に比べると、なんというかヒジョーに地味。いわゆる商品的な可愛らしさというものをあまり感じさせない子なんですね。その子が前の2人とは一変して、義理のお父さんとロリコン男性が集う乱交パーティに行き、おじさんたちに次々に中田氏され、最後にはお父さんとセックスする、という過激なシチュエーションのカラミをするのです。でも、プレイ自体は一番過激なのに、前の2パートに比べて反応が単調で、いまいちエロくない。まあ、見た目の問題も多少はあるんでしょうが、彼女は顔立ちこそ地味ですがものすごくキレイな体をしているし(美乳なうえにウエスト55センチ。肋骨抜いてんのか!)、必ずしも美女ばかりがエロいセックスをするわけではないというのはAVを観る人でなくてもわかることです。
で、どうして最後にこのパートをもってきたのだろう?と不思議に思ったところで、種明かし。義理の父親と乱交パーティに参加していたというそのシチュエーションが彼女の10歳の時の実体験であったということが明かされるわけです。
そして、そこからは彼女の告白と、義理の父親との再会を果たすか否か、というドキュメントに突入します。

それでですね。今までも何度か書いてきたことですが、AVを観る側からすると、このドキュメント部分を「面白い」と感じる人と「AVには必要ない」と感じる人とにはっきり分かれると思うんですよ。
まず最初に言っておきたいのですが、私はこのビデオは3パート揃った1本の作品として、すごく面白いと思います。「ゆめちゃん」のパートも無駄だとは思わない。このパートが入ることによって、他のロリビデオとの差別化がはかられていることは言うまでもないし、ドキュメント部分が時間にして4分の1程度であるということや、それを最後の最後にもって来たということによって、すごくうまい具合にバランスがとれていると思う。(見ようによっては特典映像のようにも見えるし。)
でも、やっぱり「ドキュメントAV」と呼ばれるものを見た時に感じるもやもやとしたものは、どうしても私の中に残るのですよねえ……。

ゆめちゃんのカラミがなぜエロくないのか。それはたぶん、彼女がセックスというものがそれほど好きではなく、セックス自体を楽しんだことがないからだと思うわけですよ。
じゃあ、なぜ、彼女はアカの他人とセックスをするのか。AVにまで出演し、自身の特異な体験をもう一度追体験するのか。(ゆめちゃんはスカウトではなく、公募を見て自分でAV女優に応募してきている女の子です。)
インタビューの中盤で、彼女はこういうことを言います。

「(義理の)お父さんは、お母さんを愛していたというよりも、私という娘が目当てで結婚したの。でも、それはお父さんがロリコンだったからなのか、私という子に興味があったからなのかは、わからない」

……ああ、切ない。なんて痛い(泣)。
わからないと言いながらも、彼女はたぶん半分くらいは「お父さんは私という子を好きだったからお母さんと結婚し、ああいう場所(乱交パーティ)に連れて行った」と思ってますよ。ていうか、そう思い込もうとしてる。じゃなければ、そんなことを人に話そうとはしないものです。人に話すっていうのは、自分を納得させること、ある意味自分を正当化する行為ですからね。

作品のそれまでの流れでは、おばちゃんは「少女」というものを、エロスを感じさせるひとつの記号として見てフガフガと興奮していました。が、彼女の話を聞いているうちに、少女は小さくても女であるということ。女のどうしようもない部分、私のようなダメ女子が見ると共感のあまりヘコんでしまう部分をちゃんと持っているのだということを、ありありと思い出させられてしまったのですよ。
「少女は挿入される生き物」というエロくてファンタジックな言葉が、「女は挿入される生き物」となったとたん、急にリアルで生々しくなってしまう。
女は(まあ、すべての女がそうではないですが、ある種の女は)、挿入される生き物です。それは力ずくで犯されるというような直接的な意味ではありません。挿入されるというよりも、あるものと引き換えに挿入されることを黙認しているといったほうが正しいかもしれない。ゆめちゃんの言葉を聞いていると、その「あるもの」というのが何なのかよくわかるんですよ。それは、「自分は必要とされている」「自分には女としての価値がある」「認められている」という思いです。セックスが好きだという気持ちとも、純粋な愛情ともどこか違う……。
……ああ、なんか書いてたら、おばちゃんヘコんできてしまいました。おかしいなあ。実際ビデオを観てるときはここまでヘコまなかったんですけども。やっぱアレですね、文章にするっていうのは危険ですね。その昔、ナンシー関先生が不倫・メンヘル絶好調!だったときの斉藤由貴に「まず詩を書いたりするのをやめてみたらどうか」と非常に的確な指摘をしてらっさいましたが、まさに禿同! 世のメンヘル予備軍はブログとか書くのを即刻止めるべきだよ。みんなやめようぜ! 俺もやめるから!(←嘘。できるわけがない。)


えーと、なんか辛気臭いことをつらつらと書いてしまいましたが、さっきも言ったように『少女は挿入される生き物』は、非常にエロく面白いAVです。カワイイおんなのこが好きな人なら、絶対にヌケます。
でもでもでも。くどいくらいに何度も書いているように、私はAVを、痛くて怖いものだと思いたくない。私は、泣いたり、怒ったり、怖がったりしながらオナニーはできんのです。
オナニーするためにAVを観る人とそうでない人とではまったく見解が違うでしょうから、そんなことをぐだぐだ言うのはバカらしいことかもしれません。でもやはり、「セックスドキュメントとAVは共存できるのか。」「AVにエロ以外の要素は必要か。」については、いつも過剰なくらいに考えてしまうわたくしなのでした。
ああ、今ふと思ったんだけど、もしかしたら、ドキュメント系のAVは雑誌とかでわりと好意をもって取り上げられることが多いので、ちょっと癪にさわるのかもしれん。エロ至上主義者のひがみか……。

深夜放送を聴くなんて何年ぶりか。

世のモラトリアム、もしくはヲタ、もしくはサブカルきどり青少年の常に洩れず、私も中学時代〜大学時代はよく深夜放送を聴いたものですが(電気GROOVE大槻ケンヂのANNはコンプリートしてたよ、はずかちい!)、ここ10年くらいはまったく聴くこともなくなっておりました。
しかし、昨夜あるスジからタレコミがあり、カンパニー松尾監督が深夜放送にゲスト出演するというので、ほんとに久しぶりにAMのチューニングを合わせたのでございます。
いやあ! いやあ! いいねえ、深夜放送! つか、深夜に聴くカン松トーク!! 普通にドキドキしてしまいました。35歳にもなってほんとにすみません……。
で、だいたい20分くらい、ハメ撮りやらAVやらについて語ってくださったわけですが、その中で「ああ、なるほどなあ」と思った話がありました。
「ナンパAV」について話していた時の、この言葉。
「女を落とすテクニックなんて無い。誰とでもやる女を見分ける目があるだけだ。」(正確にはこういう言い方じゃなかったかもしれないけど、こんなような意味だった)
な、な、な、なるほど!! おばちゃん、目から鱗が落ちました! 
まあ、だからどうしたっていうわけじゃないんですけどもね。あ、ちなみにこの話が出たのは「ボツになった企画AV」の話をしていたときで、カン松様は「だから誰がナンパしようと本来は関係ないはず。例えばジャイアント馬場でもいいはずだ」との論理から、男優がクジ引きで当たった芸能人のモノマネをしながらナンパ合戦をするという「ものまねナンパAV」を企画し、当たり前ですがボツったそうです。き、鬼才!


それにしても思うのは、世の中には「ナンパについていける女子といけない女子」、そして「そういった女子を見抜ける男子と見抜けない男子」がいるのだなあということですな。人生における総セックス数(人生のセックス度といってもいいかもしれない)を決定するのは、この一点に尽きるような気がします。
で、おばちゃんはというともちろん「ナンパについていけない女子」なわけですが(そもそもナンパとかされねえし……)、だからこうも熱心にAVを観たりオナニーをしたりしているのかというと、どうもそういうわけではないらしい。オナニー(AV)と、人生におけるセックス度は比例も反比例もしない、むしろまったく別の話だと思えるのですね。実際にAVマニアでヤリチンの人もいるでしょうし、オナニーもセックスも同じように週に3回やってるわ、という女子もいるはずです。
とすると、世の中には「セックスしつつAVを観る人」「セックスしないでAVを観る人」「AVを観ないでセックスだけする人」「AVにもセックスにも興味がない人」の4パターンがあることになると。
個人的には「セックスしつつAVを観る人」が一番羨ましいですが、「AV観ないでセックスだけする人」よりは「セックスしないでAVを観る人」のほうが好ましいです。つか、友達になるならそっちのほうがいいなあ。「AV観ないでセックスだけする人」は異星人であるよ。むしろ「AVもセックスも興味のない人」のほうが話が合いそうです。(おやつとかマンガとか桜の開花予想の話などをするのだ)


…………

…………すみません、酔っ払ってるから何書いてるのかわかんなくなってきてしまいました。だったら酔いが覚めてから書けよって話ですが、そうもいかんのです。昨夜も深夜放送聴いてて寝たのが明け方だったので、あと5分で寝オチしそう……。
えー、とにかく、深夜に聴くカン松様トークに35歳独身女子はときめき盛りであったと。あと、エロへの妄想は世界の共通言語であるよ、と。そんな感じのことが言いたかったみたいです。
あ、カン松様のトークは、一部がこちらのURLから聴けるようですので、興味のある方は是非。
http://podcast.tbsradio.jp/hata/files/20060411.mp3

もしもちんこがあったなら。

ああ、『ふたなりレズビアン2』(ドグマ)における宮地奈々ちゃんのデカ黒チンコ(むろんペニバンですが)は、笑ってしまうくらいにデカくて黒いなあ。血管なんて浮き出ちゃってリアルだなあ。あたし、思わず、ジュンッてきちゃったんです……などと思わず宇能鴻一郎風に独白してしまうほどであるなあ。


少し前からエロマンガ界では「ふたなり」というジャンルが確立されていて、これがなかなかの人気なのでありますが、ズリネタは主にAVというみなさんはそういったナウなヤングの風潮をご存知でしたでしょうか。おばちゃんは目にしたことは何度かあるのですが、こんなに人気があるものだとは知りませんでした。俺はエロマンガだと三条友美森山塔をこよなく愛するオールドタイプなので、そういう一種ファンタジックなエロっていうのはピンとこなかったのです。なんつーか、耳と尻尾の生えたお嬢さんに欲情するのと同じようなものだという感覚が抜けきらなかったのですよ。イメクラで極端なコスプレに萌えているような違和感があって、ちょと恥ずかしいという気持ちもあった。
しかし、この作品を観て考えが変わったね! どんなに突飛に思える妄想でも、ディテール(この場合はちんこのリアルさ)とそこ至る感情の裏付けがあればちゃんと説得力のあるエロとして成立するのですね。
ふたなりレズビアン2』は、さえないドジッ娘キャラの奈々ちゃん(なぜか股間には巨根)と、彼女が恋している美少女優等生・森野雫嬢(なぜか股間にはピンクのフレッシュちんこ)の甘酸っぱい恋のおはなしです。
レズなのにチンコがあるからずぼずぼ挿入。(・∀・)イイ!! これまでレズものに感じていた物足りなさが解決されました。もしかしたら美少女の股間にそそり立つチンコには違和感を感じる人もいるかもしれませんが、俺は美少女もチンコも好きなのでノー問題!


そういえば、このビデオを観たためか、最近「もし私にチンコが生えているとしたら、どのようなチンコであろう」などと考えてしまいます。
あくまで推測ですが、大きさは平均的、雁太で包茎な気がしてなりません。たいして使っていないくせにどす黒く、さらには、すぐ勃起する可愛いやつなのではあるまいか。いや、根拠はないんだけど、なんとなく。